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Schönen Tag! 〜ドイツ暮らしエトセトラ〜 Vol.15【ビオホテルでのんびりオーガニックな休暇を】


こんにちは。ドイツ在住オーガニックライターのこうぎももこです。

突然ですが、みなさんはビオホテル(BIO HOTEL)ってご存じですか?

読んで字のごとく、ビオ(オーガニック)の認定を受けたホテルのことです。現在、ドイツ国内におよそ50軒、ヨーロッパ全体では8ヶ国に約100軒のビオホテルが存在します。日本ではヨーロッパほど認知されていないので、「普通のホテルとどこが違うの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。

実は先日、夫の遅れてとった夏休みに合わせ、一泊二日でビオホテルに宿泊する機会がありました。これはみなさんにビオホテルの魅力を伝えるチャンス!と、勇んでカメラを持参。ホテルの様子をたくさん写真におさめてきましたので、ビオホテルの特徴も交えながらご紹介していきたいと思います。

今回訪れたのは、ドイツの中央部、メルヘン街道沿いに位置するハン・ミュンデン。ヨーロッパ屈指の木組みの家並みが美しい、人口2万人の小さな街です。





撮影:神木桃子

街の中心である旧市街には数百年前から残る木組みの家が700軒以上も立ち並び、街を歩くだけで童話の世界に入り込んだ気分になります。






撮影:神木桃子

この旧市街から車で10分ほど走らせた山間の川のほとりに、今回の宿泊先、FLUX BIOHOTEL IM WERRATAL(https://www.flux-biohotel.de/)はあります。



 


撮影:神木桃子


50年以上続くこのホテルは、10年前からビオホテルの認定を受けて営業をしています。






撮影:神木桃子


今回は家族3人での宿泊。バルコニー付きのダブルルームに、娘用のエキストラベッドを用意してもらいました。普通のホテルとなんら変わらないように見えますが、ホテル内で使用している電気は全て再生可能エネルギー。また、カーボンオフセットによって温室効果ガス排出量実質ゼロのクライメイト・ニュートラル(気候中立)なホテルとなっています。
 



撮影:神木桃子



部屋にあるミニバーを開けると、中に入っているワインやジュース、お菓子などは全てオーガニックです。




撮影:神木桃子




シャワールームを覗くと、LOGONA & friendsでもお馴染みのスパイクテルメのシャワージェルが! ビオホテルでは、オーガニックもしくはナチュラルコスメの認定を受けた化粧品を使用することがガイドラインで定められています。ただ、このホテルがどんなブランドを使っているか知らなかったので、偶然のつながりにビックリしました。




撮影:神木桃子



ハンドソープもスパイクテルメシリーズです。スパイク愛用者の夫は「(スパイクと言えば)この匂いだよな〜」とかなり嬉しそうでした。
そして、これも目に見えないことですが、洗濯や掃除に使う洗剤類はオーガニックブランドのsonettやSODASANを使用しているそうです。





撮影:神木桃子



そしてビオホテルの楽しみと言えば、何と言っても食事!オーガニック食材をふんだんに使った、その土地ならではの美味しさを堪能できます。
ビオホテルで使用される食材は、基本的にオーガニック。オーガニック認証がない食材については、例えばジビエは地元の狩人が捕獲したもの、魚は養殖ではなく漁で捕ったものが推奨されています。また、食事に欠かせないワインは、ワインリストの75%をオーガニックにすること、そしてオーガニックワインは20種類以上そろえることが定められています。





撮影:神木桃子

このホテルのレストランは「ミシュランガイド ドイツ2020」で、コストパフォーマンスの良さを評価した「ビブグルマン」に加え、新たに登場した「サステナビリティ・エンブレム」を合わせて獲得しています。食材は100%オーガニック、そして出来る限り地元産にこだわっているそうです。






撮影:神木桃子


宿泊した日がレストランの定休日だったため、残念ながらディナーは体験できなかったのですが、朝食ビュッフェだけでも大満足の内容!野菜やチーズ、ハムなど近隣で生産されたオーガニック食材を中心に、ホテル手作りのジャム、焼き立てのパンと、お腹いっぱい堪能できました。もちろん希望すればベジタリアンやヴィーガンにも対応可能だそうです。





撮影:神木桃子


日本でも人気のオーガニックハーブティーがずらり。



撮影:神木桃子




建物の外に出てみると、前庭にはアウトドアチェアやベンチが置かれ、のんびりくつろげるようになっています。子ども用の遊具や砂場もあり、娘は大喜びでした。



撮影:神木桃子


そして最後に、このホテルに泊まった感想ですが、心身ともにスッキリ!もうこれに尽きます。自分にも地球にも優しい環境って、こんなに心地が良いものなのだと実感しました。

日本でも日本版ビオホテルの「ビオホテルジャパン認証」や、宿泊施設のエコラベルである「グリーンキー認証」を取得した宿泊施設が少しずつ増えてきています。いまは旅行の機運が高まりにくい状況ですが、落ち着いたらぜひ、エコでサステナブルな旅に出かけてみるのはどうでしょう?






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神木桃子(こうぎももこ)
日本にてオーガニック、食品関連の企業にて勤務後、2014年秋よりドイツ在住。
フリーライターとしてドイツのオーガニック&ローカル事情に関する記事を執筆。
ロゴナ製品ではハーバルトナー<ローズ&アロエ>が好きです!

 @momococojp